COLUMN
しっかりとしたホームケアで美髪に!
誰でも一度は願うこと、
「美髪になりたい!」
「綺麗な髪の毛になりたい!」
そんな願いの人に、美髪になる方法をわかりやすくお伝えします!
美髪になるための基本〜応用まで知りたいという方必見です!
美髪のために知らないといけない、髪の毛の真実
綺麗な髪の毛、美髪を手に入れるために正しいヘアケアが必要、、、
頭でわかっていても、ネットには色んな情報が載っていて頭が混乱してしまいますよね。
そこでまず美髪ケアをする上で知っておきたい「髪の毛の真実」を把握しましょう♪
:美髪=健康毛ではない!
「美髪って痛んでない健康な髪の事でしょう?」
まずその認識を改めましょう!
美髪とは「ツヤがあり、手触りが滑らかで、健康そうに見える髪のこと です!
「傷んでいたらそんなキレイな状態になるわけがない」と思われるかもしれません。
しかし、正しいケアをすればある程度のダメージまでは美髪になることができるんです!!
傷んでいなかったとしても毛先が伸びて不揃いになってしまっている髪は美髪と言えるでしょうか??
カラーをしていても、しっかりとツヤがあって毛先がキレイにまとまっている髪は美髪と言えませんか?
傷むからといって、おしゃれの幅を狭める必要はないんです!!
オシャレを楽しみながら、正しいケアでキレイな髪、美髪を手に入れましょう♪♪
:髪は死滅細胞!自己修復なんてありえません!
髪は生物学的には死滅細胞です。
肌は傷がついたら放っておけば自然に傷は治っていきます。
でも、髪は放っておいても傷が治ることはありません。
一度でも傷がついたらカットして切り落とすまで、ずっとその傷は残り続けます。
あなたの毛先には、いままで経験したカラーやパーマ、ヘアアイロン、紫外線、摩擦などのダメージが全て蓄積しているのです。
「美容院に行くたびにトリートメントしてるから大丈夫」??
残念ながら、どんなトリートメントを用いても髪を元に戻すことなどできません。
トリートメントにできるのはダメージの予防と補修であって、修復ではない。
キレイな髪、美髪になりたければ、余計なダメージを負わせないように予防に力を入れるべきなのです。
:ノープー(お湯シャン)は不潔⁉︎
ノープー(お湯シャン)って聞いたことありますか?
数年前から海外セレブの間で流行し、日本にも広まったヘアケア法なのですが、、、
確かに、シャンプー剤を使用しないことで髪にかかる負担は減らすことができます。
しかし、シャワーで落とせるのはホコリや汗などの汚れや分泌されたばかりの皮脂だけです。
酸化した皮脂や排気ガス、タバコの煙に含まれるタールなどの脂溶性の汚れはシャンプーなしでは落とすことができません。
そして脂溶性の汚れが残ったまま放置すると、頭皮のニオイの原因になったりもします。
ツヤはあるけど、なんか臭う。。。そんな髪は美髪とは言えませんよね。
もともと皮脂の分泌量が少なくて、室内で過ごすことが多い非喫煙者のかたであればいいかもしれませんが、、、
キレイな髪、美髪を目指すのであれば、基本的にはノープーはオススメできません。
:自然乾燥させると髪は痛む
髪が一番傷みやすい状態って知ってますか??
それは「髪が濡れている時」!!
自然乾燥の方がドライヤーの熱がないから傷まなそう。
そんなイメージから自然乾燥をさせているかたもいるようです。
ですが、実は自然乾燥させている間の髪は摩擦の刺激にとても敏感な状態!!
髪が傷みやすい状態で長く放置するのと、少しの熱と風を使って早く傷みにくい状態にしてあげるのでは
長い目で見れば後者のほうがダントツで美髪を保つことができます!!
キレイな髪、美髪を目指すなら、お風呂上がりはドライヤーをしっかり使って髪を傷みにくい状態にしてあげましょう!
:髪は1ヶ月に1〜1.5センチしか伸びません
髪は1日に約0.3mm、1ヶ月に1〜1.5cmのペースで成長しています。
たったそれだけ?と思う方もいるかもしれません。
でも、確実に毎月約1センチは傷んでいない髪が生えてくれるんです。
髪がすごく傷んでしまっていて美髪なんて諦めるしかない。。。
そんなあなたの髪も、毎月約1センチは根元から新しいキレイな髪に生まれ変わっているんです!!
いままでは髪に負担をかけてばかりだったかもしれない。
でも、新しく生えて来た髪を大切に育てていけば必ず美髪は手に入ります!!
傷み方によっては、すぐに美髪になるのは難しいかもしれません。
でも、長い目で見れば誰もがキレイな髪を手に入れることができるんです♪♪
セルフで美髪を手に入れる7つの方法
美髪を手に入れるためには毎日のホームケアがとても大切です!!
毎月美容室に行っているという方でも、年間で約350日はご自身でのケアが必要ですよね?
ここでは、お家で実践できる美髪ケアについてわかりやすくお伝えしていきます。
全部完璧にするのは難しい!というかたは、自分のできる範囲で取り入れてみてください♪♪
美髪ケアその1 シャンプー
衝撃事実「シャンプーするたびに髪は傷んでいく」
なぜなら、シャンプーは洗剤(油脂を取り去るもの)だから。
美髪に適度な油脂は必要不可欠。
ツヤや指通りの良さに大きく影響します。
でも、古い皮脂やスタイリング剤などの余分な汚れは取らないといけない。。。
どうしたら良いのでしょうか??
答えは「適度な洗浄力のシャンプーで傷みを最小限に抑えること」
余分な汚れはしっかり落としつつ、毛髪内部の油分はしっかり残せるシャンプーを使いましょう。
カラーやパーマをしている人は特にアミノ酸系シャンプーがオススメです。
ただし、人によって最適なシャンプーは違うので、そこは担当美容師さんに聞いて見てくださいね!
美髪ケアその2 トリートメント
トリートメントは髪質に合ったものを選ぶことが大切ですが、、、
同じくらいトリートメントのつけ方が大切です。
正直な話、トリートメントは髪質に合わないものを選んだからといって傷むことはありません。
でも、つけ方が間違っていて「せっかく良いトリートメントを買ったのに効果がわからない」なんてことは避けたいですよね。
トリートメントの正しい付け方はコレ!!
1・シャンプー後、できるだけしっかり水気をとる。
2・トリートメントを適量手にとったら、毛先から根本に向かってなじませていく。
3・目の荒いクシでとかして、全体に均一になじませる。
4・トリートメントを髪に押し込むように、優しく握り込む。
5・放置が必要であれば規定の時間通りに放置。
キレイな髪は「髪質に合ったトリートメント×正しいトリートメントの付け方」から!!
美髪ケアその3 ヘアオイル(洗い流さないトリートメント)
ヘアオイルもトリートメント同様、つけ方がとても大切!
また、髪質に合わないもので傷むことはありませんが、美髪を目指すなら絶対に使わない方がいいオイルも存在します。
絶対に使わない方がいいオイルとはなんでしょうか?
それは「植物オイル100%の原液」です!
巷では、椿油などの原液をヘアオイルとして使う方もいるようですが。。。
たしかにそれらには髪に良いとされる成分は入っています。
でも「濃すぎる」のが問題なんです。
何事にも「適量」というのがあります。
植物系のオイルを使用してベタつき・キシみ・劣化した油の匂いなどが出たことはありませんか?
そこでオススメなのが「シリコンベースに植物オイルを配合したヘアオイル」です!
シリコン(シリコーンオイル)と聞いて抵抗がある方もいるかもしれませんが、じつはシリコンはとても優秀なヘアケア剤。
髪に悪影響がない成分で、ツヤと指通りにおいてシリコンを超える成分はいまだにありません。
そのシリコンに植物オイルを適量配合することで、「いいとこどり」のヘアオイルが完成します。
今までシリコンを避けてきた方は一度認識を改めて見てはいかがですか??
また、ヘアオイルの正しい付け方も知っておきましょう!!
・お風呂上がり、できるだけしっかりタオルで水気をとる。
・ヘアオイルを適量手にとったら、毛先から中間、根本と順番になじませていく。
・目の荒いクシでとかして、全体に均一になじませる。
・ドライヤーでしっかり乾かしたら、仕上げに1〜2滴を髪全体になじませる。
ヘアオイルは最終的なツヤや指通りに大きく影響します。
美髪になるための必須アイテム「ヘアオイル」を一度見直しませんか??
美髪ケアその4 ドライヤー
ドライヤーは正しく使えば、美髪の味方!
ドライヤーで髪が傷むのは毛先の乾かしすぎが原因。
根本よりも毛先の方が毛量が少なく、乾きやすいのです。
そのため、毛先から乾かしてしまうと、根本を乾かすときに毛先の水分が抜けすぎてパサパサになってしまいます。
髪は必ず根本から乾かすようにしましょう。
また、乾かす前にヘアオイルで毛先の保護も忘れずに。
根本から乾かしたら、毛先はドライヤーの風の向きを意識して乾かしましょう♪♪
オススメは、ドライヤーの風を上から下に向けて乾かす方法!!
そして最後は冷風で余熱を取ってあげましょう!
そうすることで、髪表面のキューティクルが整ってツヤツヤのキレイな髪になれます♪♪
また、感覚的に95%くらい乾いたらそこで乾かすのはお終いに!
なぜなら、そこから先は自然に水分が飛んでいくからです。
ドライヤーを正しく使って憧れのキレイな髪を手に入れましょう♪♪
美髪ケアその5 ヘアアイロン
いまやオシャレをするなら必須のアイテム「ヘアアイロン」
使用時の注意点をしっかり把握して、美髪を保ちましょう♪♪
ヘアアイロンを使用するときに意識してもらいたいのは「温度」と「時間」!
最近のヘアアイロンは温度を調整できるものが多く、中には220℃まで熱くなるものも。。
あなたはいつも何度でヘアアイロンを使用していますか?
髪は高温のヘアアイロンをあてると「タンパク変性」という変化を起こします。
これは熱によって髪の主成分であるタンパク質が焦げてしまうことを言います。
焦げた肉や卵が生に戻らないのと同じで、髪も熱で焦げてしまうとどんなケアをしても意味がなくなってしまいます。
髪にかかる負担と、扱いやすさのバランスをとるとアイロンは130〜140℃設定がオススメです。
美髪ケアその6 UVケア(紫外線)
髪のUVケア、ちゃんとしてますか??
お客様の話を聞いていると、肌の日焼け止めは塗るけど髪は、、、というかたが多いように思います。
でも、じつは髪に降り注ぐ紫外線量は肌の2〜5倍ほどと言われています。
髪は肌と違って紫外線で色が変わったりはしないので意識が向きにくいのですが、
髪に紫外線があたることで毛髪内部で活性酸素が発生し、それが髪のパサつきに繋がります。
また、紫外線にはヘアカラーの色素を分解してしまう効果も、、、
肌の日焼け止めといっしょに髪の日焼け止めも忘れずに!!
美髪ケアその7 食べ物
「ワカメを食べれば髪が生える」
そんな都市伝説もありますよね。 (もちろん、この都市伝説は嘘です)
髪も肌もすべて食べたものから作られるのは真実です!!
つまり、美髪のために必要な栄養も存在するということ!!
でも、ワカメだけでは髪に必要な栄養を満たすことはできません。
(もちろん、ワカメに含まれるミネラル類も大切ですが)
美髪を育てるオススメ栄養素はこちら!!
・タンパク質
一番大切。髪の原料です。髪の80%はタンパク質でできています。
・亜鉛
体の中で新しい細胞を作り出すのに必要な栄養素。
・ビタミンC
亜鉛の働きを補助してくれます。
・ビオチン
代謝を促進し、髪の成長を促します。
これ以外にも、いろんな栄養素が影響しあって髪は作られています。
一番大切なのはバランスの良い食事を摂ること。
また、普段の食事では不足している栄養素がある場合はサプリメントにたよるのもオススメです。
髪や肌のためのサプリメントというものもありますし、栄養素単体のものを摂るのもいいでしょう。
ただし、たくさん摂取すればいいというものでもないので、1日の摂取量の上限は超えないこと。
”美髪は正しい食生活から”
まとめ
今から美髪になるために一番大切なことをお伝えします。
これは、これまで説明してきた全ての項目において共通するもの。
それは、、、
「髪に愛情を持って接すること」!!!!
???ちょっと何言ってるかわからない!
そう思ったあなたにもわかりやすく言うと
「髪は丁寧に優しく扱いましょう」!!!!
ということ。
髪は毎日の扱い方が変わるだけで劇的に変化します。
ブラッシングの際にムリヤリ梳かしてないですか??
半乾きのまま寝てしまっていないですか??
枝毛の毛先をずっといじってないですか??
また、カラーやパーマをしているなら、正しいケアを実践できていますか??
髪は人に与える印象を左右する重要なパーツです!!
正しく努力すれば、きっと髪はキレイになって応えてくれます。
正しい努力の仕方は、髪質やライフスタイルなどによって人それぞれ違います。
自分の答えを知りたい!というかたはぜひ相談しに来てください!!
あなたの髪を必ずキレイにする方法をご提案させていただきます♪♪