COLUMN
【保存版】美髪になる為の正しいドライヤーの乾かし方

毎日のドライヤーで、美容室帰りの仕上がりに出来たらいいなって考えをお持ちの方、少なくないかと思います。
髪のダメージや、色落ちが早いことなど…
悩みはありませんか?
カラーの色持ちも、髪質をよくするにも美髪になる為にはとっても重要になるのが乾かすことです!今回は、ドライヤーの正しい使い方・傷みにくい乾かし方をご紹介します!
まずはしっかりタオルドライ
シャンプー直後の、ポタポタと水が滴る状態で髪を乾かそうとしていませんか?
濡れた状態の髪の毛はキューティクルが剥がれやすく痛みやすい為、髪のダメージに繋がります。早く乾かすことでダメージを低減することが出来ます!
トリートメントなどで補った成分も流れてしまいやすいため、早めに乾かすのがおすすめです。
また、自然乾燥などで長時間髪が濡れたままになると、頭皮にいる常在菌が繁殖し、匂いやベタつきといった頭皮トラブルが起きてしまう場合もあり、ダメージの原因となるので注意が必要です。
タオルを頭からかぶせ、手もみするように
頭皮の水気をタオルに吸わせます。
ゴシゴシすることの無い様、頭皮マッサージをするイメージで行いましょう!
そんな状態で髪を乾かし始めると、時間がかかるばかりか、乾かしムラが出来てしまうことも…
ドライヤーの前に、まずは水滴が落ちない程度まで、水気を取りましょう!
ドライヤーを正しく使うコツ
美容室でドライヤーをかけて貰うとき、美容師さんがドライヤーを
小刻みに振っているのをご存じでしょうか?
髪の毛は8割以上がタンパク質で出来ており、生卵に熱を加えると
ゆで卵になるのと同じ原理で 髪の毛だって、熱を与えすぎると固まってしまいます。
髪内部のタンパク質が集まって固まってしまうと、
あちこちに埋まらない空洞(ダメージホール)が出来てしまい、キューティクルが剥がれた場所から、髪内部の成分や水分が流出しやすくなります。
これを「タンパク質の熱変性(タンパク変性)」と呼び
髪が濡れていると、約60℃ぐらいから熱変性が始まってしまいます!これがダメージの原因となります。
美容師さんが髪を乾かしてくれるとき、ドライヤーを「フリフリ」させているのは
ムラなく乾かすほか、タンパク質の熱変性(タンパク変性)を避ける意味もあるんです!
○風は上・横・後ろから当てる
ドライヤーの風は、乾かしムラが起きないよう上や横、後ろから当てましょう。片手で乾かすとムラが起きやすいため、右側を乾かす際には右手でドライヤーを持ち、左側を乾かす際には左手に持つようにすると、うまく風が行きわたります!
○強温風で根元から乾かす
髪の毛が集中している根元が一番乾きづらいため、最初にドライヤーを当てましょう。
その後、中盤から毛先にかけて乾かし、髪の毛全体を8割ほど乾かしてください。
先に毛先から乾かしはじめると、乾きやすい毛先に余計な温風が当たり、髪の乾かしすぎにつなりダメージになります、パサつきの原因になるので、乾いた髪の毛にはできるだけ温風を当てないことを心がけましょう。
○ドライヤーは10~15cm程度離す
ドライヤーが髪の毛に近すぎると熱でダメージを与えてしまう可能性がありますが、離しすぎると逆に乾きづらくなってしまうため、10~15cm程度離すことも覚えておきたいコツです。
適度な距離で乾かすことが、キレイな髪を維持する基本です。
プラス上の髪の毛へ!一歩進んだヘアドライ術!
○洗い流さないトリートメントをつける
タオルドライ後、ドライヤーを使う前に洗い流さないトリートメントをつけると、仕上がりのツヤを増すことができます。
理想のヘアスタイルや、現状の髪の毛に合わせたトリートメントを選ぶこともポイントです。パサつきなどが気になる場合は、8割程度乾かした後に、もう一度洗い流さないトリートメントをつけるとよいでしょう。
○分け目は指一本ずらして目立たなくする
ドライヤーの後に、分け目がはっきりして気になるという方は、分け目から左右どちらでも構わないので、指一本分程ずらして乾かしてみてください。
いつもと少しだけ分け目をずらすことで、地肌が目立ちにくくなり、さらにボリュームアップも狙えます。
まとめ

クセやうねり、パサつきは遺伝が関係している可能性が高いです。しかし、遺伝だけでなく生活習慣のなかに原因が隠されている可能性もあります。
洗髪後の誤った乾かし方は、代表的な要因のひとつです。ちょっとしたひと手間や意識を高くするだけで髪質が改善し、今までの仕上がりと大きな差がつくこともあります。
また、シャンプー選びにこだわったり育毛剤を活用してみたりすると頭皮環境は良くなり、ツヤのある美しい髪を作れます。ぜひ自身に合った方法でヘアケアをしてみてください。