COLUMN
冬のお悩み髪事情!
冬本番になってきて段々と乾燥が気になってきた頃ではないでしょうか?
私は元々の肌が弱く乾燥肌なので特に冬は髪の毛や肌の乾燥には気をつけています!!
今回は、冬には必ず出てくる髪の毛の悩みについてご紹介していきます!
冬にやってはいけない髪の毛事情5選!!
冬は乾燥でふけが落ちてきたりせっかくオシャレしてもなんだか勿体ない気持ちになってしまいますよね、、、
そんな乾燥肌に悩む美容師が冬にやってはいけない髪の毛のケアの知識を5つお伝えいたしますので是非参考にしてみてください!
1)暖房の効いた部屋に長時間いる
暖房や冷房などは室内にいる場合でも強く乾燥を引き起こす原因となっています。
冬はもちろんのこと夏でも言えることなので冷暖房を長時間使用する際には加湿器などをお忘れないように!
2)1日に2回以上シャンプーをしている
シャンプーは頭皮の油分を洗浄して流してしまうのでシャンプーのしすぎには要注意です。
必ずシャンプーは夜だけにしましょう!朝のシャンプーは夜寝てる間に作られた頭皮を保護してくれる油分を流してしまうのでなるべくしない様にしましょう
3)シャワーの温度が高すぎる
シャワーの最適温度は38~40度です。
40度以上でのシャワーは油分を流しすぎてしまうので控えましょう!
4)髪の毛を乾かさず寝ている
髪の毛を乾かさないことにより頭皮に雑菌が溜まり皮膚のターンオーバーが正常に行われなくなり
頭皮が乾燥する原因になってしまいます!
5)洗い流さないトリートメントを何もつけずに乾かしている
髪の毛は乾燥すると内側からスカスカになってしまうので内部補修をしてくれるミルクタイプのトリートメントをつけましょう!このミルクについてはまた別のブログで詳しく説明いたします!
上記の5つのように基本的に冬は『乾燥対策』を意識していただけると髪の毛はとってもよくなります。
季節によってケアの方法を変えてあげるのが美髪への近道です!
1日1日継続していくことが本当に大切になってくるので諦めずに頑張ってみてください!
冬は髪の毛の静電気でイライラ!
突然ですが、冬場、こんなな髪の毛トラブルに遭遇したことはありませんか?
・髪をセットしても、逆立ってまとまらない
・髪が広がる
・髪がぺったんこになる
・アホ毛を抑えられない
・顔に張り付く
・髪が絡まる
これらは全て、冬の静電気によって引き起こされる髪の毛トラブルです。
特にミディアムさんやロングさんは、髪の毛が長い分、静電気に悩まされることも多いはず。
どうせボサボサになるからと髪を下ろすのを諦めてしまった経験のある女子もいるのではないでしょうか?
髪が静電気を帯びる原因って?
「冬になると髪がまとまらなくてイライラする!」誰しもがそんな経験はあるはず。
ではどうして冬になると静電気が発生するのでしょうか。
まずは、静電気が起きる原因を押さえていきましょう!
静電気の原因1:空気が乾燥している
静電気は、湿度が40%を下回ると発生しやすくなると言われています。
つまり、冬の髪の毛に静電気が集まるのは乾燥のせい!
外は湿度が低く、室内は暖房などで乾燥しているため、静電気が起こるには絶好の環境なんです。
また、髪の毛の乾燥も静電気の原因に。
とくに水分や潤いが足りず傷んでいる髪は、生活の中で摩擦を起こしやすくなります。
髪の乾燥は静電気トラブル以外にも、毛先のパサパサや絡まりなど髪を傷ませてしまうこともあるため、髪の保湿を中心としたケアが大切になってきます◎
静電気の原因2:ブラッシングしすぎている
ちなみに、特に髪の毛が傷んでいなくても、静電気を引き起こす場合があります。
それは、ブラッシングをしすぎた場合です。
髪はさまざまな外部ダメージから身を守るために、表面が天然の油分で覆われています。
この油分は一日に何度もブラッシングをしてしまうと、油分が摩擦によって無くなってしまうんです
頻繁にブラッシングしなくても良いように、そもそもの髪の毛をサラサラにしておきたいもの。
静電気を防ぐ環境づくりも欠かせませんが、静電気に負けない髪の毛づくりも大切なんです◎
簡単!すぐにできる髪の静電気対策
冬の静電気はしょうがない……と諦めるのはまだ早い!
今日からできる簡単な髪の静電気対策をご紹介します。
今年の冬こそは、静電気を忘れて快適にすごしましょう◎
STEP1:トリートメントなどで十分に髪を保湿する
静電気に負けない髪づくりにはトリートメントで髪の乾燥を抑えるのが一番!
保湿効果のあるトリートメントがベスト◎
使用しているトリートメントを見直してみてください!
洗い流さないトリートメントもおすすめ◎
お風呂に出てドライヤーで乾燥しがちな髪の毛がまとまりやすくなりますよ!
タオルである程度水気を取ってから付け、使用後は必ずドライヤーで乾かしましょう。
自然乾燥は厳禁です!
トリートメントでしっかり保湿ケアをして静電気が起こりにくい髪をつくりましょう。
TEP2:使うブラシを変える
静電気の多い冬、ヘアブラシはカバンの中に絶対入れておきたい必須アイテム!
そんなヘアブラシを見直してみるのも静電気対策に効果的です。
「髪をとかしたら静電気で髪がモワモワする!」
そんな経験のある方なら、ヘアブラシを適切なものに変えることで、静電気を抑えることが可能です。
ポリエステルやプラスチック製のブラシは、静電気を引き起こす要因になってしまうので逆効果。
木製や天然毛など、ナチュラルなブラシがベスト◎
静電気の防止に特化したブラシもあるのでチェックしてみてくださいね。
TEP3:スタイリング前に髪に潤いを与える
朝起きたばかりの髪の毛は、1日の中で一番乾燥していると考えてもよさそう。
なぜなら、乾燥対策をしていない部屋で寝ると髪に静電気が発生したり、枕や寝具と髪の毛が摩擦を起こしたりするから。
そんな寝起きの髪の毛を保湿せずにコテやアイロンを使ってスタイリングをしてしまうと、髪のパサパサやぺったんこの原因になってしまいます。
1日をハッピーに過ごすために、朝のスタイリングは髪に潤いを戻すことから始めてみてください!
髪を水で軽く濡らす、ヘアミストやヘアオイルをつける、などがおすすめです◎
ヘアケア以外にこんな静電気対策もおすすめ!
・洋服の素材を選ぶ
実は洋服の素材には、静電気が起きやすい組み合わせと起きづらい組み合わせがあります。
また、化学繊維の服よりも天然素材で作られた服の方が、冬の静電気から守ってくれる強い味方に。
上から下まですべてのスタイリングを変えることは難しいので、顔周りや髪の毛に触れる部分の服の素材を今日から少しづつ注意してみてください!
ニットやマフラーを意識するだけで、静電気は大分抑えられますよ!
・室内の湿度を上げる
冬の乾燥は美容の敵。
加湿器などを使って室内の湿度を上げておくことで、髪の感想を防ぎましょう。
室内全体の湿度を一定に保っておくことで、季節によって肌が揺らぐことが少なくなり、風邪予防にも効果的。
最近はサイズや香りの有無など種類も様々なので、自分の好きな加湿器で環境から静電気予防をしていきましょう!
・肌を保湿する
冬に髪の毛が顔にまとわりついたり、手ぐしで髪をとかすと広がってしまうのは、肌が十分に潤っていないことも原因として考えられます。
特に大切なのは、顔周りと手の乾燥対策。
髪の毛自体の静電気対策と同時に肌の保湿にも力を入れてみてください!
美容師オススメの冬の乾燥対処法8選!
美容師オススメの冬の乾燥対処法8選
ここからが本題です!
冬の髪の毛の乾燥はしっかり対処法を行わないと、必ず起きてしまいます!
髪の毛にダメージを与えないためにも、キレイなヘアスタイルをキープするためにもしっかり乾燥対策してくださいね!!
では早速オススメの対処法をご紹介していきましょう!
1:ヘアケアをしっかりする
ヘアケアをすることが何よりも大事です!
これは乾燥だけに限ったことではありませんが。
日頃からしっかりヘアケアできていると、乾燥に強い髪の毛に育ちます。
特に美容師がオススメするヘアケアを紹介しましょう!
シャンプー
「シャンプーなんてどれも一緒じゃん!」
そんなことありません!
シャンプーにもそれぞれ質が違い効果が違います。
特に乾燥対策に効果があるシャンプーが
・うるおいを与えてくれるシャンプー
です。
シャンプーの中にヒアルロン酸やコラーゲンが入っていると、ツヤツヤのうるおい髪をキープできます。
その人の髪質によって合うシャンプーはそれぞれなので、一度美容師さんにどんなシャンプーが合うのか相談してみるのがオススメです!
決してドラックストアで売っている価格の安いシャンプーを使うのはやめてくださいね!!
アウトバストリートメント
ヘアケアをするのに欠かせないのがアウトバストリートメントです。
ドライヤー前に髪の毛につけて乾かすことで、髪の毛内部にうるおいを閉じ込めることができます。
洗い流すトリートメントと違い髪の毛につけたままなので、効果が持続してくれるんです!
シャンプーと使うとより効果的ですよ!
ヘアブラシを使う
ヘアブラシは意外と使っている人が少ないんです。
ヘアブラシを外出前やシャンプー前に髪の毛全体に通すことで、髪の毛の表面が整えられてツヤのある髪の毛に見えます。
絡まりもほどくことができるのでオススメ!
静電気対策にもなるので、ぜひヘアブラシを使ってみてください!
2:暖房の風を直接当たらないようにする
暖房の風からは冬の時期に逃れることができません。
寒い部屋の中にいるのも嫌ですもんね笑
そこでなるべく風が当たらないようにするのをオススメします。
暖房の風がずっと同じところに出ないように設定したり、風が当たる場所にはなるべくいないように意識することが大切です!
3:部屋の湿度調整
冬の時期に大切なのが湿度管理です。
乾いた空気の部屋にいると、髪の毛だけではなく肌も乾燥してしまいます。
湿度を調整することで、空気に水分が足されて乾燥が予防できますよ。
加湿器もものすごくオススメですが、簡単にできるのがコップ一杯の水をテーブルの上や枕元に置くこと。
こうすることで空気に水分が不足するということがなくなります。
意外と効果があるのでぜひ一度試してください!!
4:シャンプーの方法
ヘアケアにはシャンプーが大切という説明をしましたが、シャンプーの方法も気をつけないとダメージを与えてしまい乾燥の原因に・・
シャンプーの方法で、特に気をつけてほしいポイントをまとめましたので参考にしてください!
熱いお湯で洗わない
熱いお湯を使って洗うのは乾燥させる原因に。
冬の間は寒いので温度を上げたくなる気持ちはわかりますが、温度は38℃が髪の毛にとって適温だといわれています。
38℃を目安にお湯の温度を設定してください!
シャンプーをしっかり泡だててから頭につける
シャンプーをするときはちゃんと泡だててから、頭につけるようにしましょう。
泡が立っていないままシャンプーをすると、髪の毛同士がこすれあい摩擦を起こします。
摩擦は髪の毛の表面が傷つき、そこから内部にある水分が外に流れ出てしまうので乾燥の原因になります。
ちゃんとシャンプーを両手であわ立ててシャンプーをしてくださいね。
5:ドライヤーの方法
ドライヤーは間違った方法で使うと髪の毛が乾燥してしまいますが、正しい方法で乾燥の予防法や対処法になります。
ドライヤーを使うときに大切なのは
・時間をかけないということ
必要以上に風をかけると髪の毛が乾燥してしまうので、効率よく乾かすことが乾燥対処法になります。
乾かす順番は
内側から初めて、徐々に表面の方に乾かす順番がオススメです。
乾かしにくいところから乾かし始めることで、風を当てすぎることが防げます。
美容師もお客さんの髪を乾かす順番は同じ順番で乾かすんです!
ツヤのあるキレイな髪の毛に乾かすことができますよ!!
6:水分を多めにとる
冬は意外と水分不足になりがち。
気温が低いので、夏よりも喉の渇きが感じにくくなるからです!
体に水分が不足すると、内側から水分が補給できなくなります。
髪の毛は内側からも外側からも水分がとれなくなることに・・
水分が足りなくなると
・脱力感
・疲労感
・集中力の低下
など様々な体に不調を起こす原因になるので、こまめに水分を補給することをオススメします。
7:血行を良くする
寒くなり血管が収縮してしまうと、血行が悪くなり髪の毛にちゃんと栄養が届かなくなります。
髪の毛に栄養が届かないと乾燥しダメージを受けたり、抜け毛の原因にもなってしまいます。
血行を良くする方法はいくつかあるので紹介していきますね!
ゆっくり入浴する
体を温めるには入浴が1番です!
温かいお湯の中に入ることで、体の芯から温まり体の血行が良くなります。
入浴中の風呂場はとても湿度が高い状態なので、乾燥した髪の毛にもとても良い環境です。
シャワーでサッと済ませる方も、血行のためにたまにはゆっくり休まるバスタイムをつくりましょう!
運動をする
「えっ苦手だ・・・」
と思う人も多いと思いますが、無理な運動はしなくて大丈夫です!
普段より少し多く歩く、全く運動をしていない人は近所を散歩するだけでもOK!
軽く体を動かすことで、代謝が刺激を受けて体の血行が良くなります。
体も温まるのでオススメです!
頭皮マッサージをする
血行を良くするにはマッサージが効く!!
頭皮のマッサージは血行を良くしてくれて、抜け毛防止や乾燥対策になるのでとてもオススメです。
毎日シャンプーの時に行うことで、頭皮が健康になります。
美容室でも人気のメニューヘッドスパをするのも良いですね!
8:いつもよりヘアカラーを暗めにする
直接髪の毛の乾燥を防ぐ対処法ではないのですが、いつもよりヘアカラーを暗めにすると髪の毛がパサついて見えにくくツヤがある髪の毛に見えます。
現在乾燥している髪の毛でも、暗めにすると乾燥しているのがわかりにくいんです。
例えば黒髪と金髪ではどちらがパサパサに見えるでしょう?
金髪の方ですよね?
冬の間は暗めのヘアカラーにする人が多いのは、こんな理由もあるんです!
まとめ
今回は
冬のお悩み髪事情をご紹介いたしました!
乾燥の原因はいろいろあり、特に乾燥しやすい冬はいつもより髪の毛のお手入れが必要になってきます。
乾燥の対処法として1番最初に始めることはヘアケア!
髪の毛のダメージをケアし、うるおいのある髪の毛をキープすることで乾燥から防ぐことができます。
「自分の髪の毛の傷み具合がわからない・・」
という方はぜひ一度美容師さんに相談してみてくださいね!
他に紹介した対処法もぜひ実践できるものから始めてください!
全部の対処法を実践すると、冬でも乾燥知らずのキレイな髪の毛がキープできますよ!!!