COLUMN
気になる髪ダメージ…原因は?
髪ダメージが気になる方は多いはず…日頃のケアで髪ダメージは改善出来るのは知ってましたか??
毛が絡まったり、パサついたり、乾燥したり、枝毛や切れ毛などさまざまな悩みの要因となる髪ダメージ。そもそもなぜ髪ダメージは起こりうるのでしょうか。
原因は大きく分けて二つあります。一つは日常的に生じる物理的ダメージ、もう一つは主にカラーやパーマなどの薬剤を使用した化学的処理で生じるケミカルダメージです。この互いに連鎖してしまう二つのダメージは、日常生活の中で繰り返されることでより大きなダメージとなってしまいます。
髪ダメージの大きな要因は?
シャンプー
清潔な髪を保つためにも欠かせない毎日のシャンプーですが、洗い方によっては髪を傷付けてしまう原因にも。髪の表面を覆ってつやを出すキューティクルは、髪が濡れると開き、乾くと締まる性質を持ちます。つまり、シャンプーのときはキューティクルが開いた状態となるのです。
この状態で髪を強くこすって洗うと、キューティクルは傷付き、つやが失われたりパサパサしたりと、髪が傷む原因になります。
ドライヤーやヘアアイロンなどの熱
髪のキューティクルは、熱に弱いもの。ドライヤーやヘアアイロンなどの熱をあてることでも、キューティクルはダメージを受けてしまうのです。ドライヤーやアイロンなどを使うときはなるべく短時間で済ませ、1ヵ所に熱をあて続けないようにする必要があります。
自然乾燥
濡れてキューティクルが開いた状態の髪を放置すると、髪に必要な潤いやたんぱく質がどんどん失われてしまいます。
ドライヤーの熱もダメージを与えると紹介しましたが、自然乾燥ではさらに髪が傷んでしまうため、なるべく早くドライヤーで乾かすことがポイント。髪に水分が残っていると雑菌が繁殖するため、かゆみやにおいも発生しやすくなってしまいます。
また、髪が濡れたまま寝るというのも、枕と髪の摩擦が原因で、キューティクルが傷付きます。
カラーやブリーチ
カラーやブリーチは、髪のメラニン色素に作用して髪色を変化させていきます。カラー剤やブリーチ剤を髪の内部へ浸透させることになりますが、これらの薬剤にはキューティクルをはがす成分も含まれています。キューティクルがはがれるということは、つやが失われて髪が傷みやすくなるということです。
パーマや縮毛矯正
パーマや縮毛矯正は、髪を作るアミノ酸の結合を切断し、髪の形状を整えるという施術。アミノ酸の結合を一度切断すると、髪はやわらかい状態になり、ウェーブにしたりストレートに伸ばしたりすることができるのです。
カラーやブリーチと同じように、この施術もキューティクルをはがすため、髪が傷みやすくなってしまいます。
紫外線
髪の毛も、紫外線を浴びるとダメージを受けます。人の体の部位で最も太陽に近い髪や頭皮は、肌が受けるダメージよりもかなり大きいのです。特に、紫外線量の多い夏に髪の日焼け対策をしていないと、どんどんダメージが蓄積され、秋口になると髪の傷みに悩まされるケースも珍しくありません。
ダメージと水の関係性
シャンプーしたり、雨に濡れたり、日常生活で髪が濡れる場面は多々ありますが、髪は濡れるともろくなる性質をもっています。毛髪には、「CMC(細胞膜複合体)」と呼ばれる水や油の通り道があり、この「CMC」から髪の内部へトリートメント成分が入り込むことで、補修効果が得られます。一方で、「CMC」から髪の内部へ水が吸い込まれると、毛髪を形づくる水素結合が外れてしまい、髪が柔らかくもろくなってしまいます。髪が濡れて柔らかくなった状態は、普段の生活でも実感できますが、そんな時にはダメージを受けやすくなっているので注意が必要です。
ダメージと水には密接な関係があります。だからこそ、髪がどれだけダメージを受けているかは濡らすことで確認できます。
ダメージレベル0~1程度の健康な髪は毛髪表面に油膜があるため濡れにくく、ダメージレベルが2~3に進んだ髪は水を吸い込みやすくなっています。さらに、ダメージが進んで4~5になると水を吸ってもすぐにパサついてしまいます。太くて弾力のある髪は、ダメージを感じにくくなりますが、濡らしたときに水を吸い込みやすくなっていたら注意しましょう。
CMCってなに??
まず毛髪は、
約80%のたんぱく質(PPT)と 約5%のCMC(細胞膜複合体脂質)と 約12%の水分で構成される。
たんぱく質(80%)の役割は
1. 毛髪の大部分を占めていて強度弾力を保つ骨格の役割
2. 毛髪内部の保護(キューティクル)鎧の役割、
CMC(細胞膜複合体)の役割は、
1. キューティクル、コルテックス細胞同士の接着
キューティクルの剥離、リフトアップを防いでダメージから守り、細胞間のクッションとなり柔軟性を与えます。
2. 適正な水分量の維持、
毛髪内部の水分量を一定に保ち毛髪内部から潤いを与えます。
3.健全毛の証、疎水性の維持
特にヘアカラー毛の方にはCMCの存在はなく、疎水性(水を弾く)効果がなく不必要に水を含みコシがなくなったり、なかなかか乾かないなど、非常に不健全な状態になります。
CMCの不足は
ダメージ感覚、乾燥バサツキなどの現象に強い影響を及ぼし、
ダメージ進行もまずCMCの流失から始まり、ひどい傷みになるとたんぱく質の破壊へと進みます。
髪の補修を考える時には、、、
1. たんぱく質部分の補修
2. 水分補給
3. CMCの補修、補給
CMC配合トリートメント
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これらのcmc配合トリートメントをドライヤーを使う前などに使うことによって、キューティクルとコルテックスを接着しダメージが軽減されます◎
絶対にドライ前にはオイルを使ったり日頃からの手入れが大事になってきます。
日頃から出来る手入れ
ブラッシング
2. この時、無理に髪のほつれをとかそうとするのではなく、優しくゆっくりと髪をとかします。
3. ブラシがスムーズに通るようになったら、おでこの生え際から後頭部にかけて頭皮をブラシで優しく刺激するようにブラッシングします。
4. 最後に髪の分け目に逆らって、頭皮の汚れをかき出すようにブラッシングします。
1. シャンプーの前に、前途で紹介したブラッシング方法で、髪に付着しているホコリや汚れを落とすことを意識しながらブラッシングをしましょう。
2. シャンプーをつけて洗う前に、お湯だけで髪と頭皮をしっかり流す「予洗い」をしましょう。頭皮の油分やブラッシングで浮かせた汚れを、予洗いで洗い流します。
3. シャンプー剤を手に取り泡立てます。 指の腹を使って、髪の生え際から頭頂部に向かって頭皮をマッサージするように洗っていきましょう。
4. 髪同士の摩擦が起きないように気をつけながら、シャンプーを洗い流しましょう。油分が流れやすい38~40度程度のぬるま湯がよいとされています。
髪全体にのばしたら、1~2分置いてからぬるま湯で洗い流します。すすぎ残しは、トラブルの原因にもなるので必ずしっかりと洗い流すことが大切です。
まとめ
気にされる方が多い髪ダメージ。一度傷んだ髪はもう戻らない…。と諦めていませんか?
毎日のケアでしっかりと髪を補修し、潤いのある髪へと修復する事は可能なんです♪
諦めかけている方にこの記事を読んで明日からのケアに繋げて頂きたいです!
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コンディショナーは、髪の表面を油分でコーティングして、摩擦などの刺激から髪を保護してくれると役割があると言われています。シャンプー後、髪の水気を絞ったらコンディショナーを手のひらで伸ばし、ダメージが多い毛先を中心にもみこむように浸透させましょう。