COLUMN
赤みを抑えて透明感UP “理想”のヘアカラーへ
「赤み、オレンジが強い髪質でどうしても理想のヘアカラーにならない」
この、赤みのお悩みや相談は本当に多いです。
日本人の多くの方は、メラニン(色素)の関係でそのときは希望の色に染まっても、時間が経って色が抜けると赤、オレンジ色になりやすい髪質をしています。
これは、流行の透明感カラー、外人風カラーとは反対の色味です。
そのため、理想の色にならなかった…というご相談をいただくことが多いのです。
もちろん、その悩みを解決できる方法はあります。
是非カラーチェンジの参考にしてみてください◎
なぜ赤みは出るのか
髪の毛の色は三代原色と呼ばれる、赤、青、黄色の3種類でできており、その三つが重なって黒という色素になって、それがメラニン色素として髪色を作っているのです。メラニン色素には2種類あり。赤、黄色を多く含むフェオメラニンと、黒、茶を多く含むユーメラニンがあります。日本人はこの赤、黄を多く含む、フェオメラニンが髪の毛に多く存在しており、それが髪の毛の赤味をつくりだしているのです。逆に欧米人は日本人に比べ、フェオメラニンの量が少なく、ユーメラニンの量が多いです。赤みの取れた、外国人風カラーと呼ばれるようなカラーが上手く日本人の髪で発色しづらいのは、元の髪の毛のメラニンの状態が違うと言うのが大きな理由です。
赤みを消すには??
ダブルカラー(ブリーチなし)
一つめは1番髪に負担が少なく時間もかからないためオススメの方法です。
•全頭ブリーチ
2つ目はブリーチカラー!
流行りのミルクティーカラー
外国人風、透明感カラーなど希望の色に近づく事が出来ます♫
•ハイライトカラー
3つ目はハイライトカラー☆
ブリーチで抜いていきます!
全頭ブリーチと違ってブリーチの箇所とそうでない箇所があるので全頭ブリーチより髪の負担が少なくなります。
色には補色と呼ばれるその色と反対の色が存在します。赤なら青。オレンジなら緑。黄色なら紫というように、ヘアカラーでもこの補色をうまく使っていくことで、赤み、黄色味を極力おさえたカラーリングを、たのしむことができるのです!この補色をしっかり理解し、1人1人の髪の毛の状態に合わせてカラーリングしていく技術がないと、赤みのとれた綺麗なカラーリングをすることはできません。
美容師さんにどうやって伝えればいい?
明るさだけ、「今くらいの明るさがいい」とか「少し落ち着けたい」など伝えて、
あとは「出来るだけ赤みを消したいです」でいいと思います。
きっと髪の状態にあわせて、いい感じにプランを提案してくれると思いますよ!
今まで赤みが取れないという方は、1度のヘアカラーで諦めたり、お店を転々としていませんか?
1度のヘアカラーで赤みが取りきれなくても、信じて継続してみましょう。
赤みのない透明感カラー人気色 1.『オリーブベージュ』
オリーブベージュは、オリーブ色をベースとした、髪の赤味を打ち消してくれる色味。 暗髪でもしっかりと透明感が出る上品なカラーとして人気を集めています。 くすみすぎないカラーなので、アンニュイな雰囲気を出したい人にもとってもおすすめ。 ハイライトやローライトなど、他のカラーメニューとの組み合わせも抜群です。
赤みのない透明感カラー人気色 2.『グレージュ』
アッシュと並んで、ヘアカラーの定番色になりつつあるグレージュ! くすんだ灰色であるグレーと黄色ベースのベージュ、その中間色だと言われています。 グレージュは、文字通りグレーとベージュのいいとこどり。 グレーがもつ独特のおしゃれなくすみ、そしてベージュが出す透明感。 その両方を叶えてくれるヘアカラーです。 特に日本人は髪の毛の赤みが強いので、外国人風の髪色に憧れる女子にとってはうってつけのカラーと言えるでしょう。
赤みのない透明感カラー人気色 3.『アッシュグレー』
「グレーアッシュ」は、文字通りグレー系のヘアカラーです。 その人気の秘密は、自然な透明感が出せること! グレーをベースに寒色のアッシュを入れることで、髪の赤みを抑え、落ち着きがありながらも透明感のある仕上がりに。 さらに赤みを抑えることで、まるで地毛がそうだったかのように、柔らかい質感に見せることもできます! よく言われるのが、「グレーアッシュ」と「アッシュグレー」の違い。 ほとんど同じ色とは言われていますが、強いて言えば言葉の前の色が強く出ていると覚えておきましょう。
赤みのない透明感カラー人気色 4.『ラベンダーグレージュ』
ラベンダーグレージュは、ブリーチなしで透明感抜群の髪色が手に入るのが魅力です。ラベンダーカラーを入れるので、髪の赤みが抑えられて透け感とたっぷりに仕上がります。グレージュのくすんだ発色も加わり、憂いのあるアンニュイな雰囲気も手に入ります!
赤みのない透明感カラー人気色 5.『ブルーブラック』
一見黒髪のようにも見えるのに、ヌケ感ある印象に仕上がるブル—ブラック。
ブル—ブラックは、名前のとおり青みの入った黒髪のこと。通常の黒髪に透け感あるブルーがmixされることで、赤みが消えた、アカ抜けたおしゃれカラーになるのです。
黒髪だから巻いたりヘアアレンジをしてもおしゃれにキマらない…。そんな悩みを持っていたあなたも、ブル—ブラックなら満足いく暗髪を楽しめます。
ブリーチする、しない場合のメリット、デメリット
ブリーチする
メリット・希望の色に近づく、透明感ある色になる。
デメリット・傷む、退色が早くなる
ブリーチしない
メリット・髪の負担が少ない、色もちが良い
デメリット・髪質によっては希望の色になるまで回数が必要
縮毛矯正やパーマをしている方、またはこれからしたいとお考えの方はブリーチをする事はおすすめはしていません。
しっかりと相談しながら決めていきましょう。
カラーを長持ちさせる方法
- こうして、せっかく綺麗に赤みをとってカラーをしてもすぐにまた赤みが出できてしまっては残念ですよね。
解決策としては、
・赤みを消してくれるカラーを繰り返して行なっていく。
・シャンプーをかえてみる。
などがあります。
赤みを消すカラーを繰り返し行っていくと、髪質やメラニン色素の量の個人差にもよりますが、回数を重ねていくうちに、理想の色に近づけていけます!はじめのうちは、赤みがでてきて気になるまで放置せずに、その前にカラーをするというのが理想的です。
まとめ
赤み、オレンジが強い髪質の方が透明感のある色を叶えるためには、足し算引き算がとても大切になります。
希望の色に必要のない色を消し、必要な色を足す。
「いつもオレンジ色になってしまう」
「とにかく赤みが嫌だ」
「透明感のある髪色にしたい」
「全体をブリーチはしたくない」
そんな方は、お客様に合った、なるべく髪に負担が少ない方法を提案させていただきます。
ご相談お待ちしてます!
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