COLUMN
寝癖の治し方
忙しい朝、寝ぐせ直しにかける時間は 極力減らしたいのが正直なところ。
今回は、寝ぐせが出来てしまう原因を解説すると共に、寝ぐせのタイプ別に分けた 寝ぐせ直しの方法についてご紹介して参ります!
女性でも男性でも、お子様にもお試しできる内容となりますので是非ご参考下さい^^
そもそも寝癖の原因とは
寝癖の原因としてありがちなものとして、「髪が乾ききっていない」「寝返りによる枕との擦れ」「寝ている間にかく寝汗」の3つが寝癖の原因として考えられます。
実はこの3つの原因、全て髪内部の「水素結合」という性質が関わっているんです!
この「水素結合」ですが、髪が濡れている・湿っているときは結びつきが切れており、「もうちょっとで髪が乾く」といった時に、固定され始めます。
そのため 湿った髪のまま寝てしまうと、寝ている間に乾き、あちこちハネた寝癖となってしまいます。
さらに、枕との擦れで いっそうひどい寝ぐせをつけることに…。
また、地肌にかく寝汗によって 髪が湿気を吸い、根元のクセが戻り寝癖となって現れることも。
つまり、ついてしまった寝癖はドライヤーやアイロン(ストレートアイロン)だけで、直すことは難しくどんな寝癖も、いったん水で濡らす必要があると言えます!
時短で寝癖治し! ①ボサボサ爆発タイプ
ショートカット~ボブの方にお悩みの多い、爆発したようなボサボサ寝癖。
こういった寝癖は、暴れている部分だけではなく 根元からうねりやクセが出ていることがほとんど。
直す時は寝癖の強い部分を ちょこちょこ水で濡らすよりも、頭全体をシャワーでしっかり濡らしてあげるとベスト!
根元部分からついたガンコな寝癖も、一度濡らして乾かすことで きっちりリセット出来て直すのも簡単ですよ♪
髪にシャワーを当てる前に、ブラッシングもお忘れ無く!
毛先のもつれをほぐして、ドライヤーの際に髪の毛どうしが絡みにくくなります☆
時短で寝癖治し! ②ピョコハネタイプ
前の晩、ドライヤーでの乾かしが甘いと出てくる ピョコピョコとはねた寝癖。
アイロンで無理に直そうと、四苦八苦していませんか?
そんな寝癖は、蒸しタオルで30分ほど包んでしまいましょう!
濡らしたタオルを電子レンジで1分ほど加熱すると、簡単にできる蒸しタオル。
蒸気で根元付近まで髪を湿らせることが可能で、さらに蒸しタオルで頭を巻いたまま 朝食を摂ったりメイクが出来るのも魅力のひとつです^^
蒸しタオルでほどよく加湿した髪は、引っぱりながら乾かすと寝癖が簡単に直すことができて伸びますよ♡
直すときはシャワーで頭全体を濡らすより ドライヤーの時間が短く済むため、ロングヘアや髪の量が多い方にも適していると考えます!
時短で寝癖治し ③パサパサタイプ
寝返りなどにより、曲がったりパサパサになってしまった毛先…。
ミディアム以上の長さになると、寝るときに気を付けていても 出来てしまいがちな寝癖ですよね。
直す時パサパサに絡まってしまった寝癖は、ブラッシングの後に 水や寝癖直し用のスタイリング剤などで水分を与えてあげましょう♡
濡らした後、即座に乾かすのは御法度です!
先に説明した「水素結合」は、水に濡れて数秒で結合が切れるわけではありません。
最低でも5分は湿った状態で放置し、仕上げはドライヤーで乾かしてくださいね^^
寝癖を治す時間がなければアレンジしちゃおう!
寝癖がひどいのに、直す時間が取れない!
直す時間がないくらい時間に追われるそんなときは、時短ヘアアレンジで乗り切るのもアリです。
目立ちやすい前髪や顔周りはしっかり寝癖を直し、それ以外の髪は巻き髪やアレンジで寝癖をカモフラージュしちゃいましょう♡
まとめ
寝癖のタイプ別に、寝癖直しの方法をご紹介して参りました。
どんな寝癖も、ドライヤーやアイロンで頑張るより 濡らして一度リセットする方が近道になります!
なお、寝る前に出来る寝癖の予防方法・対策方法については、別のコラムにてご紹介しておりますのでそちらもゼヒご覧下さい♡
こちらの記事が、モーニングルーティーンの時短に繋がれば幸いです♪