COLUMN
髪からわかる体の栄養バランスチェック
日々忙しい生活の中で自分の体のことを後回しにしてませんか?
疲れやすい、首や肩が凝る、いらいらするなど、
体は日々の生活の中でお助けサインを出しています。
しかし、自分の体を見つけるきっかけってなかなかないですよね。
そんなあなたにオススメなのが『いこらぼ(毛髪栄養検査)』です。
髪を切るだけで体の栄養状態を検査することができます。
今回は、この『いこらぼ(毛髪栄養検査)』と、
それによって調べられるミネラルについて書いていきたいと思います。
未病とは?
皆さんは「未病」という言葉をご存知でしょうか?
未病とは、中国の古い医学書に書かれていて、健康と病気の間に位置する言葉です。
病院に行く必要はないけど、なんとなく調子が良くないというものです。
例えば、こういったものです。あなたはいくつくらい該当しますか?
【髪の毛・お肌の悩み】
髪のパサつき、枝毛、髪のハリコシがない、抜け毛が多い、白髪が多い、頭皮の湿疹、頭皮の脂が多い、お肌の乾燥、ニキビ、お肌のツヤがない、お肌のハリがない、シミ、シワ、アトピーなど
【体の悩み】
イライラする、情緒不安定、疲れやすい、疲れがとれない、寝つきが悪い、肩凝り、アレルギー、風邪をひきやすい、めまい、記憶力の低下、憂鬱、不眠、不安、気力がない、顔色が悪い、下痢する、頻尿、不妊、頭痛もち、貧血、注意力が散漫、便秘気味、冷え性、花粉症、歯周病、体がだるい、太りやすいなど
いずれか1つでも該当した場合、ミネラル不足か摂り過ぎによる体内の栄養バランスが崩れている可能性があります。
では、次はミネラルについて触れていきたいと思います。
ミネラルとは?
①6大栄養素の1つで重要な役割
ミネラルとは、糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、食物繊維に並ぶ6大栄養素の1つです。
ミネラルは「無機質」とも呼ばれています。
ミネラルで有名なのはカルシウムやマグネシウムなど、骨や歯を形作ったり、神経伝達に関わるなど、体の組織や臓器をスムーズに働かせるために必須なものです。
このミネラルが不足するとカルシウムなどは骨粗しょう症、鉄不足は貧血、亜鉛不足は肌あれや味覚障害など体に不調が現れてきます。
反対にミネラルが過剰すぎても、過敏症や中毒を起こしてしまいます。
どんなにたくさんのビタミンや酵素を補ったとしても、ミネラルが欠乏している体内では十分に働くことが出来ないのです
②蓄積すると怖い有害ミネラル
ミネラルは、最も不足しやすい栄養素であるとも言えます。
偏った食生活や日常的なストレスなどの心的要因においても失ってしまうのです。
その吸収を邪魔してしまう有害ミネラルが実は体の中に溜まっていたりするんです。
先にも書きましたが、体内に有害ミネラルが蓄積していくと、こんな症状があらわれます。
冷え性、肩こり、めまい、しびれ、疲れやすい、アレルギー、むくみやすい、肌荒れ、筋肉や関節の痛み、頭痛、頭が重い、イライラ、集中力低下、目の疲れ
こういった症状は、病院で検査をしても病名がつきません。治療の対象とならないことも多いです。放置してしまうと様々な病気の原因となることもあります。
有害ミネラルは、代謝を阻害します。発がん・不妊の原因となってしまうこともあるのです。症状がある場合、いこらぼを受けられることをおススメします。
必須ミネラルと有害ミネラル
では、必須ミネラルについて具体的に書いていきます。体の調子を整える必須ミネラルは、不足も摂り過ぎもダメです。12種類をバランス良く摂取しなければなりません。
●12種類の必須ミネラル
まず必須ミネラル12種類はどんな働きがあるのかをまとめてみました。1日に必要な摂取量が100mg以上を超えるものを多量ミネラル(5種)、1日に必要な摂取量が100mg以下のものを微量ミネラル(7種)と呼びます。
多量ミネラル5種類
【ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン】
①ナトリウム・・・塩の主成分で、細胞・筋肉・神経の機能を正常に保つ働きで、日本人は過剰摂取気味
②カリウム・・・・体内に存在する量が最も多いミネラルで、血圧を下げてくれる
③カルシウム・・・骨の生成や出血を止める動きを担う
④マグネシウム・・ミネラルの王様で筋肉や骨、血液などの体への機能全般を担う
⑤リン・・・・・・加工食品により過剰摂取気味で、カルシウムとの摂取バランスが重要
微量ミネラル7種類
【鉄・亜鉛・銅・マンガン・セレン・クロム・モリブデン】
⑥鉄・・・・・・・血液中の赤血球を作っているヘモグロビンの成分で、不足すると貧血に
⑦亜鉛・・・・・・数百に及ぶ酵素たんぱく質の構成要素として、お肌の新陳代謝にも関与
⑧銅・・・・・・・鉄を運ぶミネラルで、不足することで貧血になる
⑨マンガン・・・・愛情ミネラルと呼ばれ、体内の酵素を活性化、他のミネラルの代役もこなす
⑩セレン・・・・・肝臓や腎臓に含まれ、細胞の老化を防いでくれる
⑪クロム・・・・・インスリン作用など、炭水化物や脂質の代謝を助ける
⑫モリブデン・・・代謝の働きや有害物質を分解、鉄分と協力し造血
続けて、5種類の有害ミネラルについても書いていきます。
●5種類の有害ミネラル
有害ミネラルは食生活から入ってきてしまいます。有害ミネラルが体に居座ると、必須ミネラルが体の外に追い出されてしまいます。
①カドミウム・・・イタイイタイ病の原因ミネラル。米屋農作物から侵入
②水銀・・・・・・水俣病の原因ミネラル。大型魚、銀歯、予防接種から侵入
③鉛・・・・・・・古くから中毒被害が多い。絵の具や水道水から侵入
④ヒ素・・・・・・ヒ素入カレーで有名になった有害ミネラルで、魚や海藻類に微量に含まれる
⑤アルミニウム・・食品添加物や調理器具、アルミ缶から侵入
では、これらのミネラルが調べることができる『いこらぼ』とはなんなのか?を説明していきたいます。
いこらぼ(毛髪栄養検査)とは?
いこらぼとは、病気以前の細胞レベルの変化をみる予防医学検査です。
髪の毛を100本ほど切って検査します。
そこから、カルシウム、亜鉛、マグネシウム、鉄などの必須ミネラル12の主要元素と、アルミニウム・カドミウム・水銀・ヒ素・鉛の有害ミネラル5元素の体内含有量を調べることができるサービスです。
髪は健康のレーダーとも言われており、6㎝あれば過去半年間の栄養状態を把握することが可能です。
ミネラルは自分の体では作れないため、食べ物から摂取する必要があります。いこらぼ「毛髪栄養検査」は、ご自分のミネラルのバランスがわかるので食生活を改善していくには最適な検査です。
いこらぼ(毛髪栄養検査)5つのポイント
①時間がかからない
髪を切って送る、後は必要事項を入力するだけです。
待ち時間の多い病院や検査機関に行って調べる必要はありません。
美容室で行えば髪をカットするついでに体のチェックもできてしまいます。
時間がかからず、簡単に受けていただける健康チェックなのです。
②痛くない
健康診断や病院で検査を受ける場合、血液検査で針を刺すのがイヤ、痛いという方も少なくないと思います。
大人になっても嫌なものは嫌ですよね。
いこらぼは髪を切って送るだけで検査ができます。痛みなく検査をすることができます。
③誰でも受けられる
いこらぼの検査には、年齢のハードルがありません。
極端な話、髪の毛さえあれば生まれたばかりの赤ちゃんでも受けることができます。
反対にどんなにご高齢の方も、どの性別でもどこに住まれていても受けることができます。
特にスポーツをされている方は現状をしっかり把握してサプリメントを摂ることでパフォーマンスアップにもつながります。
また、育ち盛りのお子さんにももってこいです。しっかりと栄養状態を把握することで、すくすく健康に育つきっかっけになります。
④検査結果も見やすい
いこらぼは自分の足りない栄養素や体に害のある金属が、今どんなバランスなのかが一目でわかるのが特徴です。
分かりづらいワードや細かい数値が出るこれまでの検査とは違います。
わかりやすいので自分の検査結果をお友達に見せたくなってしまうほどです。
⑤すぐに暮らしに活かせる
検査の結果が出たらすぐに改善したくなる仕組みになっています。
結果が出て満足するのではなく、検査結果を見て足りない栄養があればすぐに補給しましょう。
いこらぼ・髪栄養検査の受け方
いこらぼ(毛髪栄養検査)は検査を受ける方法が2つあります。
①美容室でいこらぼ(毛髪栄養検査)を受けるパターン
美容室で実施する場合は、美容師さんに切ってもらって送ってもらう形になります。切る間に問診票を入力していただきますのですぐに終わります。自分で切るのが怖いという方にはオススメですね。
②ご自宅でいこらぼ(毛髪栄養検査)をするパターン
美容室に行かずに、ご自宅で髪を切って送ることも可能です。それぞれの生活に合わせたチョイスが可能です。
いこらぼ(毛髪栄養検査)の検査結果
いこらぼの検査をしてから、検査結果が届くまで2、3週間ほどです。
検査の結果は、お手持ちのスマフォやパソコンのブラウザで確認することができます。
健康診断で思い出してみてください。昔の結果を見るには、紙で確認しないといけないですよね。
いこらぼは、WEB上でいつでも気軽に確認ができるので、過去の生活習慣と照らし合わせて見たりすることもできます。
まとめ
このように毛髪から健康状態がわかります!
体はどこにサインが出るかわからないので,チェックしていきましょう!